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他のマッピングソフトの入力方法 vs『Buzan's iMindMap』の「Speed Mapping モード」

Buzan's iMindMap には、手書きのようにマインドマップが書ける『MindMaping Mode』と、キーボードだけで素早く情報をアウトプットできる『Speed Mapping Mode』の2つのモードが用意されています。

『Speed Mapping』で思考を素早くデジタルデータ化して、そして、『Mind Mapping』でそれを整えるというのが本来の姿だと思いますが、ちょっと視点を変えて、既存のマッピングソフトから乗り換える方の視点で見てみたいと思います。

《乗り換えユーザーは、最初、操作にとまどいを感じる?》
現在使用中の他のマッピングソフトから、『Buzan's iMindMap日本語版スタンダード・エディション』へ乗り換えを検討しいる方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?
その乗り換えの際に、私もそうだったのですが、ブランチの作成の仕方で最初はとまどうところがあるのではないかなぁと思います。

マウスで自分の希望する方向、長さ、形に、ブランチを伸ばすことが出来るのが、Buzan's iMindMap の最大の特徴だと思います。

まずはブランチを伸ばす方向を自分で決めてマウスでブランチを書くというお作法は、手書きでマインドマップを書く時には自然にやっている行為そのものですから、普段手書きをしている方は、すぐにマウス操作に慣れることが出来るのではないかと思います(#^.^#)

しかし、普段手書きよりも主にマッピングソフトを使っている方は、iMindMapを実際使ってみると、最初は、今までのキーボート入力ででブランチが作成されて、テキスト入力できる状態になる操作方法(例えば、FreeMind なら、[TAB] で 子ブランチ、[enter] で兄弟ブランチ)との違いに、少々とまどいを感じるのではないかと思います。


《スピード・マッピング・モード》

そこで、今までのように、まずはアイデア(キーワード)をキーボードからドンドン打ち込みたいという方は、『Speed Mapping Mode』 を試してみるのも良いかもしれませんね。このスピードマッピングモード(オートブランチモード)は、ブレーンストーミングなど、とにかく情報出しを素早く行いたい時、会議や会話、授業のノートなど記録する時などのために用意されているモードです。自動でブランチが作成されるのでタイピングに専念することが出来ます。(注:ただし、Mac版では日本語モードONの状態でも「スペース」キーをタイプすると新しいブランチが作成されてラベル入力状態になるのですが、Win版の場合は「Shift」+「スペース」とするか、日本語入力を都度ON/OFFする必要があります。)

このモードだと、比較的、既存のマッピングソフトの操作感に近いですから他ソフトから乗り換える方も入りやすいかもしれません。
とはいえ、兄弟ブランチの作成のされ方も他のマッピングソフトと少々違いますから、正直、全く同じ感覚でというわけにはいかないのですが…。

〈その1〉他のマッピングソフトの場合、兄弟ブランチは上から下に順番に追加されていきますが、iMindMapの『Spee Mapping Mode』 では、下図のようになります。
Photo_2

最初の数字がブランチが作られる順番です。初めてマッピングソフトを使う方にはあまり驚きはないかもしれませんが、他のマッピングソフトから乗り換える方はちょっと、面食らうかもしれません。(ここまで言うとおおげさかな?)
私も、意図した順番にブランチが並んでくれないところで、最初はちょっと使いにくいなぁと感じました。あまり兄弟ブランチを沢山作ると子供捜しで親(?)が迷子になります(;^_^A

〈その2〉それと、ブランチがやたら長いです。これは曲線でブランチを表現する関係でしょうがないとは思うのですが、画面解像度の低いノートパソコンなどだとかなりつらそうです。ちなみに下のマインドマップも、MacBookだと25%縮小画面にしてやっと全体が見渡せる感じです。子供を増やしすぎると目が行き届かなくなるかも…(;^_^A (そんな時はマウスドラッグでマップをスクロールしたり、ナビゲーターを上手く活用しましょう)

正直、私はあまりSpeed Mapping Mode は使っていなかったのですが(爆)、もともと他のマッピングソフトはちょと試用程度でしたし、『Mind Mapping Mode』で作成できるマインドマップに魅力を感じて購入したのですから、まぁ、当然かもしれませんけどね。
でも、好き嫌いせずに『Speed Mapping Mode』も用途に合わせて使い分けていくと新しい発見(「気づき」)がありそうです。

両モードでどのようなマインドマップが作成されるのか比較のために『Macで無線LANアダプタ』をスピードマッピングモードでも書いてみました。
Mac_lan_speedmapping_2

そして、こちらが元となった『Mind Mapping Mode』で作成したマップです。
Mac_lanimindmap

スピードモードで作成した方のブランチは自動で作成されたままの状態です。マインドマッピングモードで作成したマップは、スピードモードで作成したもののほぼ半分以下の幅で収まっています。(MacBookだと50%縮小で全体が見渡せます)

ちなみに、「Mind Mapping Mode」で作成したマップを見ながら、新たに、「Speed Mapping Mode」で、兄弟ブランチがあるところは、上に配置してあるブランチを先に入力するようにして作成していったのですが、長男より次男のブランチの方が上に自動配置されてしまっているところが何カ所かあります。三兄弟の所は,三男、長男、次男の順番に並んでいますね。画像をクリックすると拡大表示されますので、興味のある方は見比べてみてください<(_ _)>


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他のマッピングソフトからの乗り換える方の視点で、iMindMap の2つの入力方法を比較してみましたが、本来はこういう比較の仕方をする物ではないですよね。
そもそも、iMindMap自体が他のマッピングソフトとは異次元の物だと思いますから、それを並べてどうこう言う方が無理があると言うことは重々承知していますが、乗り換えを検討している方の何かしら参考になれば嬉しく思います。


【追記】2008/10/02
2008年8月31日にリリースされたiMindMap インターナショナル版 Version3 では、スピードマッピングモードが進化した『スピード・マインドマップ・モード』が搭載されました。この記事で取り上げた兄弟ブランチの並びが分かりにくい問題など含めて、新しく搭載された「オートレイアウト」機能と相まって使い勝手がグーンと良くなっています(#^.^#) 
日本語版のリリースは不明ですが乗り換えユーザも非常に使いやすいものになっていると思います。詳しくはこちらのエントリーをどうぞ

【追記2】2009/1/17
いよいよ2009年2月20日に iMindMap バージョン3 日本語版 for Mac が発売されます!

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『MindManager 7 Mac』の日本語入力の不具合

winとMacでDTP 2008年2月14日のエントリーより転載)

MindManager 7 Mac について、Amazonに次のようなカスタムレビュー(by シリコンバレリーナさん)がありました。

08年1月10日現在、日本語入力に問題あります。
例えば、ローマ字仮名変換でアマゾンと入力する為に、アルファベットでa m a z o nと入力をすると、画面表示は「マアゾン(maazon)」となってしまいます。入力1文字目と2文字目が入れ替わってしまう。この場合は最初のaと次のmが入れ替わる。
––中略––
(08年2月4日更新)
先日、バージョン7.0.537がリリースされましたが、改善されてません。
メーカーへ問い合わせをしているが、原因調査中とのこと。
改善されたらレビューを更新します。

MindManager 7 は、Macでも使えるマッピングソフトとして、winとMacでDTPにも記事を書いたばかりじゃないですか!「これは、ちゃんと試してみないでMacで使えると紹介 するのは無責任だぞ…」というわけで、Mac版のMindManager 7 を試用してみました。

使用環境は
・ 2.0GHz MacBook (MA701J/A)
・メモリ 2GB
・Mac OS X 10.4.11
・ことえり / ATOK2006 for Mac

確かに、ローマ字入力で
 ● amazon →「まあぞん」=MAAZON
 ● dounyuu→「おづにゅう」=ODUNYUU
となってしまいます。これは、ことえりもATOK2006も、どちらも同じ結果です。

シリコンバレリーナさんのレビューにもあるように、ゆっくり打てば問題ないのですが、それなりのスピードでタイピングできる方には、使っていてちょっとストレスがたまってきますね。私のローマ字のタイピングスピードでは、発生する確率は五分五分という感じですが…。

ちなみにTESLA(親指シフト)だと、
 ● あまぞん  →「あまぞん」
 ● どうにゅう →「おづにゅう」
 ● やすい   →「あyすい」
 ● ですくとっぷ →「えdすくとっぷ」
 ● じゃすと  →「いjゃすと」
となってしまい、1文字目が母音以外(母音+子音)の文字だとかなりひどいことになってしまいます。私のタイピングスピードでも親指シフトだとほぼ 100%に確率でこんな状態です。こちらもかなりゆ〜っくりタイピングすれば大丈夫ですが、いつも通りにタイピングしたら100%アウトです! これで は、マッピングソフトとしての出来がいくら良くても、使う気にはなれませんね…。

マッピングソフトとしてはシェアナンバーワンのソフトですから、Mac版のリリースを心待ちにしていた方も結構いらっしゃるでしょうに、ちょっとこれはひどいなぁ〜。導入を検討している方はまず体験版での確認してから購入するのが吉だと思います。

注)この記事は2008年2月14日に作成した物です。試用したファイル名は『MM7_FRJA_506.dmg』です。その後、試用期間が切れてしまったので、この問題が改善されているかどうかは『?』です。ちなみに2008年4月13日現在ダウンロードできるファィルも『MM7_FRJA_506.dmg』ですが、改良されているのかどうか…。購入前にまず、試用版で確認されることをお勧めします。(また、使ってみて直ってたよ!と言う方は是非コメントお寄せ下さいませ)

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MindManager 7 Mac

MindManager 7 Mac

Mac_lanmindmanager
マッピッングソフトの中で一番使われているソフトだそうです。操作の仕方は、FreeMindなどの他のマッピングソフト(iMindMapは除 く)と同じような感じです。実は、私、この比較記事のために初めて使いました(;^_^A アセアセ… (さらに、マニュアルはブランチの作成の仕方しか見ておりません…)。そんな私でもマップが作成できちゃうのですから良くできたソフトだと思 います。
JUDE/Think同様、FreeMindのブランチ(ノード)をコピー&ペーストをすることが出来ます。

トピックの線や境界線の線や塗りの設定がやや独特な感じ(?)で、使い方が分かるまでちょっと手間取りましたが(だったら、マニュアルを読めと怒られそうですが…)、分かってしまえば、至ってシンプルな操作系だと思います。
このマップも比較しやすいようにiMindMapで使った画像を流用して作成しているのですが、画像小さくて見えませんね…。(どうもオリジナルサイズにすると画像が大きすぎるし、小さくするとやたら小さいし…、中間の大きさに調整する方法ってないの?)

用 意されているアイコンなどを見ると、進捗状況の管理など、やはりビジネスユースなソフトだなという感じが致します。最新のWindows版では、 Microsoftと同じUI(リボン)の採用や、MS-Officeとの連携強化など、ビジネス利用には色々と便利なんだろうなと思います。正直、これ はもうマインドマップではないですよね…。もっとも、開発元のwebサイトには何処にも「マインドマップ」が作成できるなんて書いてない ですけどね(^^;) こういう風に、マインドマップを応用してビジネスで活用するというスタンスはまぁありだとは思います。

さて、要注意な所は、この記事を書くためダウンロードした時点(2008/2/14)でリリースされていたバージョンでは、日本語入力に不具合がありました。(詳しくは、記事『MindManager 7 Mac』の日本語入力の不具合 をお読み下さい。)正直、この不具合が改善しないと、私はこのソフトは他人にはお勧めできないかな…。ご購入前に、まずは、試用版をダウンロードして確かめてることをお勧めします。

(ちなみにファイルを開くだけならば『Mindjet MindManager Viewer 7』が無料でダウンロードして利用することが出来ます。)

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Mac版他ソフト『FreeMind』
Mac版他ソフト『NovaMind』
Mac版他ソフト『JUDE/Think』
Mac版他ソフト『mindmeister』
Mac版他ソフト『MindManager 7 Mac』

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mindmeister

mindmeister

Mac_lanmindmeister
ブ ラウザ上で動作するマッピングソフト(というかサービスかな?)ですので、インターネット回線さえあればどこでもマインドマップを作成することが出来ま す。BASICは無料で利用できます。有料のTEAMでは、複数のメンバーが同じマップを同時に編集出来る機能も提供されています。また『Google Gears』をインストールすることでオフラインでもマインドマップの編集可能になります。

特に、FreeMind や、Mindjet MindManager 6で作成したマインドマップをインポートして、閲覧・編集・プリントアウトをすること出来るので、これらのソフトのユーザーの方は出先でもマインドマップ を活用できてかなり便利だろうなと思います。(MindManagerなんて普通はパソコンに入ってないですからねぇ。)

というわけで、FreeMindで作成したマインドマップをインポートしてみました! ブランチの構造だけでなくアイコンもちゃんとインポートされています。矢印機能はないので当然ながらインポートされないですね(;^_^A 
BOI (Basic Ordering Idea)のブランチの配置位置はNovaMindなみに自由に動かせますので、インポートした状態からちょっとレイアウト調整してみました。(ただし、 mindmeister で自由に調整できるのはBOIのブランチだけですね…)。

premiumメンバー(1年間 $49.90 / €38.50)になれば、作成したマインドマップを、FreeMindや、Mindjet MindManager 6 形式にエクスポートすることも可能です。FreeMindやMindjet MindManagerのユーザーの方は検討の価値ありですね。

MindManager 7 Mac で作成したマップもインポートしてみましたが、矢印と境界線以外、ブランチの構造やアイコンもしっかりインポートされました。

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Mac版他ソフト『FreeMind』
Mac版他ソフト『NovaMind』 
Mac版他ソフト『JUDE/Think』
Mac版他ソフト『mindmeister』
Mac版他ソフト『MindManager 7 Mac』 

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JUDE/Think

JUDE/Think!  

Mac_lanjude_think_2

Windows版とMac版の両方のバージョンがあります。またWindows、MacOSX 以外の環境で利用したい人向けに、ZIP版も公開されています。(ただし、こちらは動作保証対象外)

このマップも比較しやすいように画像はiMindMapで使った画像を流用して作成しました。基本操作はFreeMindに似たような感じですが、画像ファイルをドラッグ&ドロップで簡単挿入出来ます。

た だ、兄弟ブランチの間隔を調整出来ない(右または左にしか調整できない)のが残念なところです。ブランチ(このソフトでは「トピック」と呼んでいます) は、FreeMindのブランチ(ノード)をコピー&ペーストをすることが出来ます。と、言うわけで、FreeMindからコピペして、あっという間にマ インドマップが出来上がってしまいしまた。様々なアイコンが用意されています。

3,150円とは思えない、大変コストパフォーマンスにすぐれたソフトだと思います。

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Mac版他ソフト『FreeMind』
Mac版他ソフト『NovaMind』 
Mac版他ソフト『JUDE/Think』
Mac版他ソフト『mindmeister』
Mac版他ソフト『MindManager 7 Mac』 

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NovaMind

NovaMind

Mac_lannovamind_3

体験版なので、背景に□□□…□が入っていますが、ご了承を<(_ _)>
こらちも比較しやすいように画像はiMindMapで使った画像を流用させていただきました。
現在はWin版も発売していますが、元々はMac用のMindMap作成ソフトだけあって、とてもきれいなMind Mapが作成できます。値段もそこそこお手軽で、何度か試用して、買おうかどうしようか悩んだソフトです。
NovaMind は「編集支援」と言う機能があって、自由レイアウト/支援レイアウト/制限レイアウト の中から選択できます。自由レイアウトを選ぶと、かなり自由にブラ ンチをいじったり動かしたりすることが出来ます。ただ、さすがに、iMindMapのように、右に展開したブランチを途中から左に切り返すなんて言うのは 出来ないみたいですが…。また、基本的にはブランチのテキストが乗る(?)部分は水平になります。ブランチを変形させることは可能ですが、やはり、手書き と比べると自由度がかなり制限されちゃいますね。
久しぶり(前回ちょこっと試用したのは1年以上前…)にさわったのですっかり操作の仕方忘れてま すね(;^_^A 今回Proを試用したのですがインターフェースが一年前のバージョンより洗練されています。きっと、使い慣れた方が作ったら、もっと格 好いいマインドマップが作れるんだと思います。
でも、そんな私でも、簡単にこれだけきれいなマインドマップが書けるのですから、パフォーマンスの高いソフトだと思います。

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Mac版他ソフト『FreeMind』
Mac版他ソフト『NovaMind』 
Mac版他ソフト『JUDE/Think』
Mac版他ソフト『mindmeister』
Mac版他ソフト『MindManager 7 Mac』 

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FreeMind

FreeMind

Mac_lanfreemind

名前の通りFREEと言うのが魅力。Javaで書かれているのでマルチプラットフォームに対応します。Mac版dmgファイルや、Lunux版も、こちらからダウンロードできます。

比較しやすいように画像はiMindMapで使った画像を流用させていただきました。

日本語環境での使い方を紹介してくださっているサイト(FreeMind 活用クラブ)などもありますので、とまどわずに使うことが出来ました。ちなみに、今ダウンロードできる版はWinもMacもインストールするだけでメニューも日本語表示されます。
色々なアイコンが用意されていて、簡単にテキストにアイコンを挿入することが出来ます。

ただ、BOI(Basic Ordering Idea)のブランチ(このソフトではノードと呼んでいます)が、セントラルイメージ(というか、このソフトだと「セントラルワード」という感じですね)の左右それぞれ一カ所からしか伸ばせないのが残念! 
また、ブランチが機械的に、水平にきれいに並んでいくのが、どうも手書きとのギャップがあり、私にはなじめないかなぁという感じです。

iMindMapと同じブランチ(FreeMindではノードと呼んでいます)の構成で作ってみたのですが、FreeMindはブランチを右なら右 に、左なら左にドンドン伸ばしていきますので、あまりブランチのレベル(階層)が深くなると、ちょっとしんどいですね(;^_^A

画像の配置も可能ですが、リンクでの配置となります。また、画像を配置したノードにはテキストを置くことは出来ません。

とは言え、フリーでこれだけの機能を提供してくださっているのですから、すごくありがたいソフトだと思います。 (PDF書き出しまで出来ちゃいます)

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Mac版他ソフト『FreeMind』
Mac版他ソフト『NovaMind』
Mac版他ソフト『JUDE/Think』
Mac版他ソフト『mindmeister』
Mac版他ソフト『MindManager 7 Mac』

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Mac版マッピングソフトで、同じテーマのマップを比較してみると…

私は今までに、Macでマインドマップを書けるソフトを幾つか使ってみたのですが、どれもどうもしっくりいかなかったのですが、最終的に Buzan's iMindMap に落ち着きました。
この『iMindMap』はなんと言っても、マインドマップのルールに従って、手書きに近い感覚でマインドマップが作成できるので、書いていてすごく気持ちいいんですよね! おそらく、タブレットや、ペンが使えるタッチパネル液晶画面でスイスイ書いたらものすごく快適なんだろうなと思います。

さて、Mac用マッピングソフトで、同じテーマのマップを作成してみました。
昨年の夏に、某書籍の原稿執筆準備のために手で書いたマインドマップをもとに作ってみました。テーマは「FONアクセスポイントに接続するために、AirMacを内蔵していないMacに無線LANアダプタの接続とその設定方法」の手順を書くために、どの無線LANアダプタを使うかを検討したするための物です。

私のマインドマップは「なんちゃっマインドマップ」なので、参考になるかどうか非常に怪しいです…が、マッピッグソフト選びの参考になれば嬉しく思います。


●まずは、Buzan's iMindMap で書いたマインドマップです。
Mac_lanimindmap_2
やっぱり、一番手書きに近い感覚でマインドマップが作成できますね。

FreeMind

Mac_lanfreemind

名前の通りFREEと言うのが魅力。Javaで書かれているのでマルチプラットフォームに対応します。詳しくはこちら▼

NovaMind

Mac_lannovamind_3

現在はWin版も発売していますが、元々はMac用のMindMap作成ソフトだけあって、とてもきれいなMind Mapが作成できます。詳しくはこちら▼

JUDE/Think!

Mac_lanjude_think_2

Windows版とMac版の両方のバージョンがあります。3,150円とは思えない、大変コストパフォーマンスにすぐれたソフトだと思います。詳しくはこちら▼

mindmeister
Mac_lanmindmeister

ブラウザ上で動作するマッピングソフト(というかサービスかな?)ですので、インターネット回線さえあればどこでもマインドマップを作成することが出来ます。詳しくはこちら▼

MindManager 7 Mac

Mac_lanmindmanager
マッピッングソフトの中で一番使われているソフトだそうです。詳しくはこちら▼

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さて、私も初めて同じテーマのマインドマップを6種類のマッピングソフトで作成してみましたが、同じテーマでも、ソフトによって全然違う表情のマインドマップが出来上がりますね。どのソフトが良いかは、使う人それぞれの好みだと思います。私は、手書きの感覚に一番近い Buzan's iMindMap の表現力に魅力を感じて公私ともに愛用しています。

各ソフトでどんなマップが作成できるのかは、各ソフトのサイトにサンプルが豊富に用意されていますから、そちらを合わせてご覧下さい<(_ _)>

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Mac用の英語版(多言語対応) iMindMap ver.2.0.8 を日本語環境で使用する時に気になる点(その2)

※この記事の現象はバージョン3で改善されました!



Mac用の英語版(多言語対応) iMindMap ver.2.0.8 を日本語環境で使用する時に気になる点、その2です。

●ブランチ作成直後、『スペース』キーをタイプせずに文字キーをタイプすると…
ブランチに日本語を入力する時の動作なのですが、マウスでブランチを作成し、そのまま『スペース』キーを入力すると、Mac版ではブランチにテキストが入力できる状態になります。(これは、ブランチをダブルクリックした時と同じ状態です。)

ちなみに英数字を使用している時には、『スペース』キーのタイプなしで、文字キーをタイプしても、すぐに入力状態になります。マニュアルもそのように記述されていますから、これが本来想定している動作なのでしょうね。

ですから、これは日本語というイレギュラーな言語を使う時の仕 様なのだと思うのですが、Mac版では、日本語入力で『スペース』キーの押下せずに、文字キーをタイプしてしまうと、最初にタイプした文字が変換されずに英 字で表示されます。

ローマ字入力だとこんな感じになります
 ● amazon  →「aあまぞん」
 ● dounyuu →「dどうにゅう」
 ● jyasuto  →「jじゃすと」

親指シフト(TESLA)の場合は、
 ● あまぞん  →「aあまぞん」
 ● どうにゅう →「doどうにゅう」
 ● じゃすと  →「jiじゃすと」

となります。(親指シフトの場合、1タイプで英字2文字分の打ち込みになるので、こうなるのでしょうね。ここでも、親指シフトの入力効率の良さを感じますね!)

もっともこれは、最初にタイプした文字が変換されずに入力されるだけなので、修正すればOKですし、 まず最初に『スペース』キーをタイプする習慣がついてしまえば、全然問題なく日本語環境でiMindMapが堪能ですます(爆)

その1●『セントラル アイディア・テキスト』に半角英数字以外の文字を使用時の改行が保存されない

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Mac用の英語版(多言語対応) iMindMap ver.2.0.8 を日本語環境で使用する時に気になる点 (その1)

※この記事の現象はバージョン3で改善されました!



Macで、英語版(多言語対応) iMindMap ver.2.0.8 を日本語環境で快適に使っていますが、使っていてちょっと気になる点があります。

まずは、その1。

●『セントラル アイディア・テキスト』に半角英数字以外の文字を使用時の改行が保存されない
iMindMapのセントラルアイディアに入力したテキストが長い場合、イメージ画像の幅に合わせて自動で改行されるのですが、自分の好きな場所で改行したい場合は、[enter]で改行することができます。

▼読みやすいようにセントラルアイディア・テキストに改行を入れたところ
Photo
それで問題なのは、セントラルアイディア・テキストに、半角英数文字を使用する時は良いのですが、「全角文字」や「半角カタカナ」を使用して[enter]による改行をした場合、そのマインドマップを保存して、再び開くと…。
改行が半角スペースに置き換わって自動改行だけになってしまうんです…。せっかく読みやすいように改行してるのに(×_×;)

▼せっかく入れた改行が半角スペースに置き換わって…。これだとちょっと読みにくいですよね。
2

ファイルを開いて印刷orデータ書き出ししようとする度に改行し直さないといけないのは、全体として非常に良くできたソフトだけに、ちょっと残念なところです。

ちなみに、保存をする時、セントラルアイディア・テキストの内容で、自動的にファイル名が作成されます。その際に「改行」の部分は全て「半角スペース」に置き換わります。(これは、半角英数字を使っている場合も一緒です。)どうも「改行」を「半角スペース」に置き換える仕様になっているようですが、日本語の時にセントラルアイディアのテキストも「改行」→「半角スペース」としてしまっているようで…。

ちなみにこれは、Windows 英語(多言語)版のiMindMapでも、日本語を使用している時に同じ現象が発生します。


その2ブランチ作成直後、『スペース』キーをタイプせずに文字キーをタイプすると…

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MacでもiMindMap

【2009年1月18日 追記】※いよいよ2009年2月20日に Buzan's iMindMap Version3 日本語版 for Mac が発売になりますね! 私はその iMindMap Ver.3 インターナショナル版を昨年9月初めにVer.2からアップグレードして日本語Mac環境で使用しています。

Mac版のバージョン3はWindows版ではまだ不都合がある日本語入力面でも、大変スムーズに動作してくれています。詳しくは、カテゴリー「iMindMap Ver.3:Mac版 」をご覧下さい

その様なわけで、以下の記事は情報としてはちょっと古くなったてしまいしまたのでグレーアウト(爆)いたします。

私は、昨年(2007年)11月から、Macで、英語版(多言語対応) iMindMap ver.2.0.8 を利用しています。こちらは、日本語版ではありませんが、メニューも日本語表示されますし、もちろん、日本語の入力もバッチリ!です。というわけで、日本 語環境でまったく問題なく快適に使っています。(とは言うものの、日本語環境では若干変な振る舞いがありますが…、詳しくはこちらのエントリーをどうぞ、その1その2

ただ、1つ難点はと言えば、日本語版と違って、料金支払い形式が『12 months of FREE』ライセンスということです。そうなんです、1年ごとにライセンス料 US $115 (GBP £58.69)を払わないといけないんですね。ただし、このライセンス期間中に新しいバージョンが出た場合は、無料でアップデートができますが…。
ちなみに、日本語版発売に伴って、購入ページの『JPN ¥』表示が無くなっちゃいましたね。私が購入した時には、JPNを選択すると¥14,000と表示されました。
正直、最初は「毎年この金額はちょっと高くない?」と思い、2007年夏に試用して、購入は躊躇していたのですが、11月にLeopard(すごく魅力的 なのですが、当時は発売されたばかりでTESLA=親指シフトが使えるかどうか未知数だったので…)と、iMindMapとを「同じ14,000円 かぁ〜」と天秤にかけてるうちに、うっかり
Buzan's iMindMap の本家サイトで、『BUY NOW』をポチッとしてしまいました(爆)
後でよくよく考えてみれば、同じ14,000円と言っても、こちらは毎年払わないといけないんですよね…(;^_^A アセアセ… 「う〜ん、失敗したか」と、思ったのですが、5ヶ月使ってみて、この便利さ(というか、手書きと同じように書ける気持ちよさですね!)で月々 に直して1166円なら、購入して大正解だったと思っています!

とは言え、『Windows版のBuzan's iMindMap日本語版スタンダード・エディションは、パッケージ版がamazonで15,486円(税込)を考えるとMac版も早く日本語版を発売して欲しいですね!

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