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[iMindMap Ver.3]オートレイアウト(その2)『ソート機能』

※画像がインターナショナル版のままになっておりますが、内容は日本語版に書き換えてあります。画面キャプチャし直す時間がとれなくて…。ご了承を<(_ _)>

【ブランチをラベルの文字をキーにソートする】

 iMindMap Version3に、搭載されたオートレイアウト機能は、ソート機能も備えています。「オートレイアウト」ダイアログには「ソート」の項目があり、デフォルト/昇順/降順 の3つの内どれかを選ぶことができます【図1】。

Sorting
【図1】 「オートレイアウト」ダイアログで ソート順を選択する

 ソート適用前後の動きがわかりやすいマップを作成して実際のマップをソートしてみました。その結果が【図2】〜【図4】です。アルファベットや数字だけではなくてひらがなカタカナにももちろん対応しています。この機能はマニュアルなど順を追って参照したいマップを作成するときに便利だったりします!
Sortingdefault
【図2】スピードマッピングモードを用いて、確認用に作成したマップ

Sortingascending
【図3】昇順 でソートしたマップ


Sortingdescending
【図4】降順 でソートしたマップ

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iMindMap v3 日本語版 Ultimate エディションの発売はもうすぐ?

こんなページを見つけました。
アップグレードキャンペーン
(でもこのページ、まだ、公式サイトのどこからもリンク張られていないですね…。そして、こんなページも…)。どちらもグーグルでちょっと検索したらヒットしました。「只今、開店準備中」という所でしょうか。

そして、ボリューム・ライセンス販売のページができております。(こちらは、公式サイトの取り扱い店舗のページからリンクされています。)
このサイトではもうUltimateのボリュームライセンス購入が可能になっているようです。(3月1日発売って書いてある!)

さてさて、Ultimate発売の正式なアナウンスも近そうですね。

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[iMindMap Ver.3 日本語版] 『プロジェクトマネジメント』マインドマップと連携で簡単プロジェクト管理!

※ちょっとした事情でメニュー等がすべて英語表示になっておりますが、使用しているのは「iMindMap Version3 日本語版」です(#^.^#)

【マインドマップでプロジェクトを管理する】

 iMIndMap Ver.3 Ultimateエディションには新機能『プロジェクトマネージメント』モードが搭載されています。この機能を使うとマインドマップと連携したガントチャートを簡単に作成することが出来ちゃいます(#^.^#) 
 サンプルとして描いたスケジュール管理用のマインドマップ(図1)から、ガントチャートを作成してみました。
Projectmanagement00
【図1】スケジュール管理のマインドマップ(サンプル)



【モードを切替えると自動でガントチャートを作成!】

 「マインドマップ」モードまたは「スピードマップ」モードから『プロジェクトマネージメント』モードに切り替えると、画面が3ペイン表示になり、ブランチを縦軸に配置したガントチャートが自動で作成されます!
 作成されたガントチャートの初期状態ではタスクすべてがプロジェクトマネジメントを適用した日にちになっていますので、それぞれのタスクに開始日時/終了日時など必要な情報を入力していきます。そして、出来上がったのが(図2)の画面です。
Projectmanagement01
【図2】ガントチャートに必要な日時などを設定し終えた画面

 プロジェクト全体の開始日と終了日には赤系の、今日の日にちに緑系のカラーが自動で表示されています。



【各タスクごとに達成率を簡単に管理】

『プロジェクトマネジメント』モードではマインドマップの各ブランチには小さな円グラフが表示されていて、ここをクリックすると25%毎に円グラフが進んで、ガントチャートの達成率も連動して棒グラフが青く塗られていきます! もちろん、ガントチャートのタスクを編集して達成率を1%単位で直接打ち込むことも出来ますが、ブランチの円グラフから達成率を簡単に設定できるのはなかなか便利です。
Projectmanagement06
【図3】各ブランチに小さな円グラフが表示される



【他にもガントチャートの基本的な機能も装備】

 タスク同士の依存関係を示す補助線や、マイルストーンも利用できます。タスクに対するリソースも入力できます。これらを入力したのが(図4)です。3ペインの画面の大きさはそれぞれ表示サイズを調整できますので、このようにガントチャートを大きく表示をさせることをOKです!
Projectmanagement02
【図4】補助線やマイルストーンを入力したガントチャート

 サンプルで作成したマインドマップのブランチには、「タスク」と「リソース」の両方が含まれていますので、それがそのまま縦軸に入っています。ですので、ちょっと複雑なガントチャートになっています。本来のガントチャートは縦軸に配置するのはタスクかリソースのいずれかですよね。(個人的にはそれぞれのタスクに対してのリソースの配置がわかるのでこういう書き方もありかなと思ったりするのですが…)。そこで、リソース項目を畳むと…、タスク・ガントチャートとして表示できますね(図5)
Projectmanagement022
【図5】項目を畳んだり表示したりすることが出来ます



【ちょっと改善要望!】

マインドマップから簡単にガントチャートが作成できる『プロジェクトマネジメント』モードは、いろいろなビジネスユースで活躍してくれます。
 ただ、インターナショナル版を約半年使っていて、いくつか自分の用途には合わないところがあります。それはどんなことかというと…

  • タスクの開始/終了を日にちだけで管理したい
    • 時間も入れないといけないのですが、私の場合、日にち単位でプロジェクト管理をしているのでちょっと不便です。期間をきっちりの日数(例えば2days)にすると終了日が翌日になっちゃうし、終了日をあわせると、期間が1.96dyasとかなっちゃうし…。
  • 3ペインで印刷したい
    • ぜひ、3ペインの状態で印刷したいんですけど…。
  • ガントチャート部分の拡大縮小表示をしたい
    • マインドマップの拡大縮小表示は出来るのですが、下段のガントチャートの部分は拡大縮小できません。MacBookのように縦の解像度が低いディスプレイだと全体が見渡せないのでちょっと不便です。
  • 畳んだ状態で保存したタスクは、その状態を覚えていてほしい
    • ファイルを開くと畳んでいたタスクが全部開いた状態で表示されちゃいます。元からタスクを畳まなくても良いようなガントチャートの作り方をすれば良いのかもしれませんが、図4、5のような使い方をしたい時にちょっと不便かな…。
  • ガントチャートの左側のタスク情報の任意のカラムの幅を調整したり、非表示にしたい
    • これが出来れば、期間と開始/終了とが合わなくても問題なくなるんですが…。
  • 土日祝日には色をつけたい
    • 単純に土日祝日は実働日数に入らないので…。色だけじゃなくて、期間も休日分を引いて表示できると嬉しいです。

 ちょっとわがままな要望だったりするところもありますが、3ペインの状態で印刷できると、すごく便利だと思うのですが、実際は、それぞれが別の用紙に印刷されます(図6、7、8)。せめて、タスク情報とチャートは一緒に印刷して欲しいところです。そうじゃないと、何のタスクなのかわかりずらいです…。
Projectmanagement03
【図6】1ページ目(マインドマップ)

Projectmanagement04
【図7】2ページ目(タスク情報)

Projectmanagement05
【図8】3ページ目(チャート)



【一工夫して3ペイン状態で印刷する】

 ここで、ちょっと一工夫して3ペイン印刷する方法をご紹介。マインドマップ、タスク情報、チャートの3つのバランスを好きなように調整した画面をスクリーンキャプチャして、プリントアウトしてしまいましょう! それが、図9です。これは実際に昨年末のプロジェクトの時にプリントアウトして、超整理手帳に挟んでいたものです。とても重宝しました(#^.^#) ちなみに土日祝日に色鉛筆で色を塗ってあります。こうすると一週間の区切りがとてもわかりやすくなります。
Cimg0062_2
【図9】スクリーンキャプチャしてプリントアウトしたマインドマップ&ガントチャートを超整理手帳に挟んだところ。これはとても便利でした!

 ただし、これをするには最低でもUXGA以上の解像度のディスプレイが欲しいところですね。MacBookの縦の解像度ではちょっと無理でした。いろんな意味でiMIndMapを快適に利用しようと思うとUXGAクラスの解像度のディスプレイが欲しいですね。


【MS-ProjectやOutlookへの書き出しもOK!】
 作成したガントチャートはMicrosoft Project へエクスポート(Mac版からもOK!)したり、 タスク等をMicrosoft Outlook に送信することも可能だそうです。 実は私はどちらも使っていないので「だそうです」としか書けないのですが(;^_^A これらのアプリを利用しいる方にはマインドマップから情報を取り込めるのはものすごく便利だろうなと思います。

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[iMindMap v3 日本語版] 新しくなった「プレゼンテーション」モードはとても楽しい!(動画付き)

【新機能 プレゼンテーション・モードはとても楽しい!】
 iMindMap Version 3 日本語バージョン Ultimateエディションに搭載されている新機能『プレゼンテーション』モードは眺めているだけでも楽しいですね(#^.^#)  マインドマップを使ったプレゼンテーションの効果が数段アップすること間違いなしです!

 Ver.2でもプレゼンテーションモードがありましたが、こちらはブランチを畳んだり展開したりする機能でした。Ver.3ではこの機能は「マインドマップ」モードと「スピードマップ」モードの中に統合されています。同じ『プレゼンテーション』という名前ですが、全く新しい機能と言って良いでしょう。

 下のマップは中1の息子が参加する市のスキー教室の説明会の内容を描いたマップです。これを『プレゼンテーション』モードで再生してみました!
Ski
【図1】スキー教室の説明会の内容を描いたマップ

このマップを「プレゼンテーション」モードで再生した画面がこんな感じです↓ これはすごいですね! 私のへたくそなマップでもすごくわかりやすく見せることが出来ます!

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[iMindMap v3 日本語(Win)版] ウィルスセキュリティZEROで誤検知

【ウィルスセキュリティZEROがiMindMapをウィルスと誤検知?!】
 公式サイトに、『ウイルスセキュリティZEROの誤検知について』というニュース(2009/03/05)が掲載されています。ウィルスセキュリティZEROがiMindMapの一部のファイルをウィルスとして誤検知するらしい…(;^_^A

 ソースネクスト社のサポートページには、次のように回答が記載されています(2009/03/07現)

2009年2月26日より、「iMindMap Ver.3」の関連ファイル(J2PrinterWorks.jar)が、「ウイルスセキュリティ」にウイルス(Expoit.Java.ByteVerify.Gen)として誤検知される問題が報告されています。
この問題は、修正完了次第改めてこのページにてご案内させていただきますので、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、修正まで今しばらくお待ちください。

ということで、現在「誤検知のため修正対応中」とのことです。

 さすがウィルスセキュリティZEROですね(;^_^A 私の同僚の自宅のPCでも昨年末、ウィルスセキュリティZEROがウィルスを検出したのですが「これってどう考えてもウィルスじゃないだろ?」と言うことがありました。ネットでちょっと検索してみたら同様の誤検知情報が簡単にヒット…。
 それで、同僚たちとの結論は「ウィルスセキュリティZEROは、セキュリティソフトをまったく入れないよりは入れている方がましだけど、ウィルスが検出されたときに自分で対応できる人じゃないと薦められない!」でした。
 実は3日前にも別の知人から「ウィルス対策ソフトはどれがよいの?」と聞かれて、「ウィルスセキュリティZEROは誤検知が結構あるからビギナーにはお奨めできないですよ」と答えたばかりでした(;^_^A アセアセ…

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[iMindMap v3 日本語版] winとMacでiMindMap (#^.^#)

【Windwos版をMacBookにインストールしてみました】
 Mac版と比較しやすいようにMacBookのBoot Camp のVistaにWindows版iMindMapをインストールしてみました。
 Macで作成したマインドマップをWin版で開いた様子が下の画面です。Mac版ではラベルの書体に小塚ゴシックを指定していますが、それをWindows版で開くとDialogに書体が置き換わります。

Imindmap_win
▲Windows版iMindMap Ver.3 日本語版

Imindmap_mac
▲Mac版iMindMap Ver.3 日本語版はこのような画面です

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[iMindMap v3 日本語(Mac)版] ATOKを使うために一工夫!

【iMindMap Ver.3のATOKでの不具合】
 iMindMap Version.3 日本語版でATOKを使うとラベル入力に不具合があることを2月20日の記事に書きました。その時は、ローマ字入力時の不具合を書きましたが、実はATOK+TESLA(親指シフトエミュレータ)だと、さらに問題が深刻化します…。(この件はあらためて別記事に書こうと思います)

ATOK使用による不具合の件は、iMindMap公式サイトのFAQにも掲載されています。現段階での対策としては、

IMEを「ATOK」から「ことえり」に設定をいただけますと問題は解決いたします。

という回答がされていますね…。現在対応策を検討中ということのようです。



【iMindMapでもATOKを使いたい!】

 私はATOKとは非常に長いつきあいで、初代DynaBookに搭載されていたATOK7からのつきあいですから、今年で20年になります。ちなみに親指シフトは、そのDynaBook+「親指ぴゅん」で使い始めました。19年になりますね(#^.^#)
 ですから、ATOK+親指シフトは必須なんですよね。ですから、不具合があるから「ことえり」を使ってねといわれてもちょっとつらいです…。
 やっぱりATOKを使いたいというわけで、いろいろやってみた結果「これならいけるじゃん」という方法をみつけました!



【これで ATOK が iMindMap Ver.3 でも使えます!】

 その方法はとても簡単! Macにデフォルで設定されている『Spotlight検索フィールドを表示』のショートカット control + space を無効にするだけです。
 具体的には、[アップル]メニュー→[システム環境設定]→[キーボードとマウス]→[キーボードショートカット]タブの中の『Spotlight検索フィールドを表示』のチェックを外します(図1)。
Shortcut
【図1】『Spotlight検索フィールドを表示』のチェックを外す

 これでだけで、iMindMapでATOKを快適に使えるようになります。実は、iMindMap Ver.3 では、control + space はブランチラベル編集のショートカットになっていたのですね。Windows版を使っていて「もしや?!」と思ってやってみたのですが正解だったようです(#^.^#)

設定後のiMindMapで操作の仕方は次のような感じになります!(変わるのは赤文字のところです)

《マインドマップ・モード》
 1. マウスでブランチ作成
 2. control + space でラベル編集状態にする
 3. 文字キーをタイプしてラベルに文字を入力する

《スピードマップモード》
 子ブランチを作成する時
 1. spaceキーをタイプして子ブランチ作成&ラベル編集
 2. 文字キーをタイプして文字を入力する

 兄弟ブランチを作成する時
 1. enterキーをタイプして兄弟ブランチ作成&ラベル編集
 2. 文字キーをタイプして文字を入力する

※マインドマップモードでもスピードマップモードでも control + space でラベルの編集が出来るようになります。

ATOK for Mac ユーザの方は是非お試しを!

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[iMindMap v3 日本語版] MindManager 7 Mac のマップをインポートするには?

【MindManager 7 Mac のマップはインポートできない?!】
 昨日、コメントでご質問いただきました。

Mac版のMindmanagerにはxml.形式でエクスポートする機能がついていないようなのですが、ということはiMindmapで読み取ることはできない、ということでしょうか?

 実は、ご質問をいただくまで私はこのことを全くスルーしていたのですが、確かに『MindMnager 7 Mac』にはXML形式で書き出す機能はないようです。
 さっそく試してみようと、久しぶりに『MindManager 7 Mac』の試用版をダウンロードして実際にやったみたのですが、やはり「The file you attempted to open is invalid. Please ensure that it is a valid iMindMap file.」(開くこうとしたファイルは無効です。有効なiMindMapファイルであることを確認してください。)というエラーメッセーでが出て読み込むことができませんでした。(このエラーメッセージは日本語訳されていないのね…)
Invaild_file


【FreeMind0.9.0 Beta 20 経由でインポートしてみると…】
 さて、何か方法はないかなと考えたのですが、FreeMindにはMindManagerのインポート機能がありますので、その機能を利用してFreeMind経由でiMIndMap Ver.3にインポートをしてみました。
 手順は下記の通りです。マップは、MindManagerのテンプレート「レポート作成プロジェクト」をそのまま利用してみました。

  1. MindManager 7 Mac でマップを保存
  2. FreeMindで[ファイル]メニュー→[インポート]→[MindManage X5 マップ...]でインポートして、FreeMindのマップとして保存
  3. iMindMapで[ファイル]メニュー→[インポート]→[FreeMind]でFreeMindマップ形式にしたマップをインポート

 結果は次の通りです(#^.^#)

Mindmanager_mac
【図1】MindManagerのテンプレート「レポート作成プロジェクト」




Freemind

【図2】図1のマップをFreeMindにインポートしてFreeMind形式に


Imindmap
【図3】図2のマップをiMindMapにインポート

 iMindMapにインポートするとオートレイアウトできれいなマインドマップに整形されます。ブランチのカラーも自動でカラフルになります!
 MindManagerのマップにはあった右上のフローティングトピック「主要概念」と、左下ブランチの境界線が、FreeMindにインポートした際に消えてしまっていますが、これらくらいなら許容範囲内ではないかと思います。(特にフローティングトピックはMindManager固有の機能でもありますからね…)。


《おまけ》
iMindMapにインポートしたマップにさらに手を加えてオリジナルのマップに近づけてみました。

  1. まずは、ブランチの配置順をオリジナル通りに入れ替え(図4)。スピードマップモードのままで行うと、ブランチ移動したその場でレイアウトが修正されます(#^.^#)
  2. 次に、マインドマップモードに切り替えて、FreeMindでインポートできなかったフローティングトピックの部分とクラウドを追加。そして、[Buzan's iMindMap]メニュー→[環境設定]→[書式]→「背景色」を黄色に設定してみました(図5)

Imindmap_1
【図4】スピードマップモードのままでブランチの配置を変更

Imindmap_2_2
【図5】マインドマップモードに切り替えて、インポートできなかった部分を追加。背景も黄色にしてみました。

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