« iMindMap Onlineにおける IME 入力の不具合 | トップページ | iMindMap 5 の Q&A (その1) »

日本語対応でiMindMap v5 がリリース!

Win001_2

 2011年4月6日、マインドマップの開発者トニー・ブザン氏公認のマインドマップ作成ソフト「iMindMap」のインターナショナル版の最新バージョンがリリースされました。

 このブログでもお伝えした通り、英語と日本語の両方のインターフェースが利用可能です。
 旧バージョンとの比較を交えながら「iMindMap v5」の日本語環境での最速レビューをお届けします。

,


【全てが新しい iMindMap v5】

 iMindMapのメジャーバージョンアップも4回目となります。今回のバージョンアップでは、Win版、Mac版、それぞれに合わせた新しいインターフェースの採用はもちろんのこと、その操作性も格段に向上しています。良い意味で、別のアプリと感じるほどに生まれ変わっています。
 ラインナップも Ultimate、Professional、Elementsに加えて、無償版のBassicが追加されました。また、日本語版からのアップグレードオプションも用意されています。

●OSに合わせたインターフェース

 iMindMap v5 では、それぞれのOSにネイティブなインターフェースが採用されています。もちろん、メニューやメッセージはすべて日本語表示可能です。

Win001_3

▲Windows版ではMS-Officeと同様のリボンインターフェースが採用された。また、イメージやアイコンのタブは、ウィンドウ右側に配置された。

Win002

▲Ctrl+F1でリボンを非表示にすることができる。解像度が低いディスプレイで使う時に便利だ。

Mac001

▲Mac版では、Macらしいシンプルなインターフェースが採用されている。イメージやアイコンのコントロールは、Macらしく、フローティングダイアログで表示される。


●基本操作がより快適に!

 一番の基本となるブランチをかいたり、文字入力といった操作が、よりスピーディーに行えるようになりました。
 前バージョンでは不評だったブランチの文字入力ですが、v5では、ブランチをマウスでのばして、キーボードをタイプすると、すぐに文字がブランチに入力されるようになりました。これは、とても快適です。
 また、今までの「マインドマップモード」と「スピードマップモード」が統合された「スマートレイアウト」機能により、誰でも簡単に、そして、スピーディーにカラフルなマインドマップをかくことができます。



【日本語完全対応!】


 インターフェースの日本語表記以外にも、さまざまな機能が日本語対応になっています。ブランチ入力方法の改善にともなって、今まであったwindwos版の日本語入力の不具合も解消されました。また、Mac版ではATOKが利用できない問題も解消されています。
 テンプレートや、新機能のマインドマップ作成ウィザードもしっかり日本語化されています。日本語名でのテンプレート保存もOKです。
 そして、image検索が日本語でも可能になりました。まだ英語で検索しないとヒットしないimageも結構ありますが、できるとできないでは大違いです!

Imindmap_5screensnapz006

▲内蔵のテンプレートも全て日本語化されています


 なお、ブランチのテキストの下に赤い点線が表示される場合は、言語設定が英語(スペルチェックを有効にする)になっていますので、言語を日本語に変更しておきましょう。日本語に変更してスペルチェックを無効にすれば、赤線は表示されなくなります。

Win_001

▲Windows版の場合は、[ファイル]メニュー>iMindMapのオプション>言語で設定

Imindmap_5screensnapz001

▲Mac版の場合は、[iMindMap]メニュー>環境設定>言語で設定



【使いやすい新機能が満載】

●スマートレイアウト

 前述の通り、v5では今までの「マインドマップモード」と「スピードマップモード」が一つになり、新機能の「スマートレイアウト」が搭載されました。
 スピードマップモード同様にキーボード操作でマップをかくことができます。また、マウス操作でブランチをかいた場合も、兄弟ブランチなど隣り合わせのブランチとの間隔を自動的に調整してくれるで、ブランチ同士の余白やバランスを気にすることなくどんどんブランチを追加していくことができます。
 また、プリセットされたスタイルやカラー、フォントでマップのレイアウトを素早く変えることもできます。

Win005

▲デフォルトのスタイルよりもさらにブランチに曲線を付けたスタイル

Win006

▲マインドマップ知らない人にも抵抗が少ない直線的なスタイル


●マルチマップ

 複数のマップを一つの画面に作成することができる新機能です。作成中のマップのブランチから新たなマップを作成したり、異なるマップ間でのブランチの移動も自由に行えます。
 一つの画面の中で複数のマップが自由に使えるのは大変便利です。

Imindmap_v5_new

▲この記事を書くために、ざっと書き出したマップです。このマップを元にさらにマルチマップ機能を使ってまとめていったのが下記のマップです。

Imindmap_5screensnapz007

▲上記のマップのブランチから、さらにマップを二つ作成。マップからマップへのブランチ移動もドラッグ&ドロップでとても簡単です。


●3Dビュー

 v5の目玉機能の一つです。作成したマップを3D風に表示する機能です。マップを全体表示から任意のブランチにズームすることができるので、使い方次第で印象に残るプレゼンができるのではないかと思います。3D表示中には編集ができませんから、プレゼンに特化した機能と考えて良いでしょう。

Win008

▲今回の目玉機能の一つ3Dビュー。画面右下にコントローラーで、回転やズームが調整できる。

Win009

▲クローズーアップしたいブランチをクリックするとそのブランチがズーム表示される。使い方次第で印象に残るプレゼンができるだろう。



【待望のオンライン版もスタート】


 iMindMap v5 のリリースに合わせて、iMindMap ONLINE がスタートしました。これは文字通りオンラインでマップの作成、保存、共有、共同作業ができるクラウドサービスです。
 ブラウザさえあれば、どこからでもデスクトップ版と同様にマウス操作で、カラフルなマインドマップを作成してクラウド上に保存したり、友だちとマップの共有や共同作業を行うこともできます。
 また、iMindMpa v5 で、作成したマップをオンライン上に保存したり、オンライン版で作成したマップをiMindMap形式でローカルに保存することもできます。
 これからの発展がとても楽しみなサービスです。

Win001_4

▲会社のWindows版のiMindMap v5 で作成したマップをオンラインに保存して…

Win0042

▲出先のWindows PC のブラウザを使って、マップを閲覧、編集したり…

Mac001_2

▲自宅のMac版で、オンライン上のマップを編集したり…

Safariscreensnapz001

▲Macを使っている友だちとだってマップを共有することができます

 
 

【旧バージョンからバージョンアップのメリットは?】

 このように新しい機能や、改善が盛りだくさんのVersion 5ですが、旧バージョン ユーザの皆さんは、バージョンアップするメリットがあるかどうか気になるところだと思います。
 そこで、最後に、私が感じたバージョンアップの◎と×をまとめてみました。


ココが

  • 日本語入力が大幅に改善。前述のように今まであった不具合は全て改善されています。
  • スマートレイアウトで、ブランチをドラッグ&ドロップや、カット&ペーストで別の階層に移動した時は、その階層にあったフォントサイズに自動的に調整してくれるで、以前のバージョンのように、ブランチを移動するとフォントサイズがそろわなくなると言うことがなくなりました。
  • マルチマップで、思考の発散/収束がスムーズに
  • プロジェクトのタスク期間がドラッグ&ドロップ設定できるようになりました。
  • テキストモード表示した後にマインドマップモードに戻っても、レイアウトが崩れなくなりました。
  • Mac版では、画面表示の Zoom In /Out が、Cmd+ 上向きカーソル/下向きカーソル で、できるようになりました。追記 2011/04/09》

ココが ×

  • v4までのファイル形式imm から、imxにファイル形式が変更になりました。v5では旧バージョンのimm形式マップを開くことはできますが、v4以前のバージョンではv5で作成したマップを開くことができません。(v5はimm形式でマップを保存できません)
  • v5では、ブランチの階層ごとのデフォルトフォントの書体やサイズが設定ができません。またブランチの太さを設定する項目がなくなりました。
  • Windows版では、JIS配列キーボードでは、ズームインのショートカットが使えません。(Windows版にも Ctrl+↑ を実装してほしいですね) 記述修正 2011/04/09》
  • ラベル編集のショートカットがなくなりました。


ココはちょっと微妙

  • imageがオンライン検索のみになりました。(ローカルにはインストールされません)
  • マルチマップの搭載にあわせて、フローティングテキストが廃止されました。

以上、旧バージョンと比較しながら、簡単にiMindMap v5 の使用感を書いてみました。スマートレイアウトなどの搭載により、今まで以上に、「誰でも簡単に綺麗なマップがかける」マインドマップ作成ソフトに進化したと思います。
7日間の試用が可能ですから、興味を持たれた方は、ぜひお試し下さい。



※ 「iMindMap Online」の不具合について ThinkBuzan Blog に掲載されています。ブランチにIMEで日本語を入力する際の不具合とのことです。不具合の詳細とその回避策についてはこちらをご覧下さい。英語と日本語で記載されています。

|

« iMindMap Onlineにおける IME 入力の不具合 | トップページ | iMindMap 5 の Q&A (その1) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本語対応でiMindMap v5 がリリース!:

« iMindMap Onlineにおける IME 入力の不具合 | トップページ | iMindMap 5 の Q&A (その1) »