はじめての iMindMap 6 (その1)【インストール編】
2012年もあと残りわずかですね。今年もいろいろなことがありました。
そこで、年末特別企画(笑)。「はじめての iMindMap!」と題して、 7日間の無料試用版を使って、2012年私の10大ニュースをマインドマップをかく方法を紹介したいと思います。マインドマップをかいたことがない方はマインドマップのルールもチェックしていきましょう。
それでは、第一回、まずはインストール編です。
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◆ トニーブザン公認ソフト! iMindMap
マインドマップは、イギリスの教育学者トニー・ブザン氏が開発した思考術です。中心のイメージやキーワードから、放射状にキーワードやイメージを繋げて発想を拡げていきます。脳の活動に沿った自然な思考方法で、思考が整理されて、記憶力や発想力を高めることができるノート術として注目を集めています。
iMindMap は、そのマインドマップ開発者トニーブザン氏公認のマインドマッピングソフトです。最大の特徴は、誰でも簡単に手がきのような本格的なマインドマップがかけることです。また、パソコンならではの便利な機能も搭載されています。その最新バージョンが iMindMap 6 です。
iMindMap 6 には、有料の「Ultimate」「Home & Student」そして、無料の「Basic」と、3つのエディションが用意されています。Ultimateは、7日間、フル機能(エクスポート機能は除く)が試用が可能です。今回はこの試用版を使って、iMindMapでマインドマップをかいてみたいと思います。なお、7日間の試用期間が終了しても、そのまま無料の「Basic」(機能限定版)として引き続き使うことができますよ。
◆ iMindMap 6 をインストールしよう
それでは、さっそくiMindMap 6 をダウンロードして、インストールしてみましょう。ここでは、Windwos 8 を使って手順を紹介します。(Macでも同様の手順でダウンロードやインストールをすることができます。)
1. TinkBuzan.comにアクセスする
▲ThinkBuzan.com にアクセスしたらTOPページの「フリー版のお試し」をクリックします。
2. ダウンロードを実行する
▲ダウンロード画面が表示されます。「ダウンロード」をクリックして、iMindMap試用版をダウンロードしましょう。
3. iMindMapをインストールする
▲ダウンロードが完了したら、そのファイルをダブルクリックして、インストールを実行します。
4. インストール言語を選択する
▲言語選択のダイアログが表示されます。日本語になっていることを確認して「OK」をクリックします。
5. セットアップウィザードを開始する
▲「iMindMap 6 セットアップウィザードへようこそ」と表示されます。画面右下の「次へ」ボタンをクリックしてウィザードを進めましょう。
6. インストール先フォルダを選択する
▲「イントール先フォルダ」の選択画面が表示されます。通常は、このまま「次へ」をクリックすれば、OKです。インストール先を変更したい場合は「参照」ボタンをクリックして、任意のフォルダを指定します。
7. インストールを開始する
▲「iMindMap6のインストールを開始します」と表示されます。画面右下の「インストール」ボタンをクリックして、インストールを開始します。
8. iMidnMap 6 を開始する
▲「iMindMap 6 は正常にインストールされました。」と表示されます。「iMindMap 6 を実行する」ボタンをクリックして、iMindMap 6 を起動しましょう。
9. 使用承諾契約に同意する
▲使用承諾契約が表示されます。内容を確認して、「同意する」ボタンをクリックします。
10. ライセンス認証を行う
▲「iMindMapライセンス」ダイアログが表示されます。試用する場合も、インターネットでの認証が必要ですので、「続ける」ボタンをクリックします。(インターネットに接続できないと、この先に進めません。必ず、インターネットが使える状態でこの作業は行ってください)
11. ThinkBuzaアカウントを登録する
▲「ログインまたは登録」画面が表示されます。iMindMapを利用するには、ThinkBuzan.comのアカウント登録が必要です。「登録」ボタンをクリックします。(すでにアカウントを持っている人は、そのアカウント、パスワードを入力して、「ログイン」をクリック)。なお、登録したアカウントを使って、iPhone版やAndroid版のiMindMap Mobileにアクセスしたり、iMindMap Cloudも無料(機能制限あり)で、利用することができます。
12. 必要事項を入力する
▲必要な項目すべてを入力します。右側の「ユーザー名」「パスワード」がThinkBuzaアカウントになります。すべて入力したら、「次へ」ボタンをクリックします。
13. iMindMap 6 が起動する
▲iMindMap 6 の起動が実行されます。なお、初回起動には結構時間がかかりますので慌てず待ちましょう。(私の環境では、1分ほどかかりました)
14. スタートページが表示される
▲iMindMap 6 の起動が完了すると、スタートページが表示されます。
◆ これだけはやっておこう!
iMindMap 6 の設定を変更する
iMindMapが起動しました。さっそく、マインドマップをかき始めたいところですが、最初に、iMindMapの設定を一部変更しておきましょう。ちょっとの変更だけで、使い勝手がアップします。
1. 「iMindMapのオプション」を開く
▲「ファイル」タブをクリックして、表示されたメニューから「iMindMapのオプション」をクリックします。
2. スペルチェックを無効にする
▲「iMindMap設定」ダイアログが表示されます。「言語」設定画面を開き、「スペルチェックを有効にする」のチェックを外します。(スペルチェックが有効のままだと、日本語を入力した際に、日本語すべてにスペルチェックの赤下線が表示されてしまいます。英語しか入力しないよという方は、有効のままでOKです。)
3. 旧タイプのブランチターゲットを使用をオンにする
▲「表示」設定画面を開き、ブランチターゲット「旧タイプのブランチターゲットを使用」にチェックを付けます。(iMindMap は “6” から簡単にボックスブランチをかくことができる新しいブランチターゲットが採用されています。ボックスブランチはMindManager(Mindjet)など既存のマッピングソフトのユーザーがiMindMapを利用する際の利便性のために搭載されている機能ですので、これからiMindMapでマインドマップを始める方は、「旧タイプのブランチターゲット」の方が使い勝手が良いです。)
4. iMindMapを再起動する
▲設定変更が完了したら「OK」ボタンをクリックします。すると、「一部の変更の適用には iMinMap の再起動が…」ダイアログが表示されます。「了解」をクリックしたら、iMindMapを再起動して、変更を適用します。
これで、iMindMapのインストールと、初期値の設定変更が完了です。それでは、さっそく、iMindMapを使ってみましょう。(その2 に続く...)
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コメント
助けてください。iMacとMacBookAirで、iMindMap6を使用しています。先日、MacBookAirを初期化して、iMindMap6を再インストールし、シリアルナンバーを入力したところ、ライセンスの制限を超えているとのメッセージが表示されました。解決策を教えてください。おねがいします。
投稿: gauche | 2015年9月19日 (土) 21時06分
gauche さん
iMindMapはThinkBuzanのサーバーが、どのシリアルナンバーで「"何台"アクティベートしたか」を覚えているようで、アクティベートの上限(Ultimate は 2台、Home & Student は1台)に達していると、アクティベートができないようになっています。
また、認証の誤動作(?)で上限に達していなくても同様の現象が発生してしまうことが 6 の頃にはときどきあったようです。
さて、解決方法なのですが、前述のとおり、ThinkBuzanのサーバーが認証情報を覚えているため、残念ながら、ThinkBuzanのサポートにお願いして認証情報をリセットしてもらうしかありません。
こちら⇒( https://thinkbuzan.zendesk.com/hc/en-gb/requests/new )からThinkBuzanのサポートに認証情報のクリアを依頼してください。
Descriptionには、日本語で「OSを再インストールしたため、iMindMapの認証ができなくなりました。私のシリアル番号の認証をクリアーしてください」と書けば対応してくれるはずです。
シリアル番号を入力するのをお忘れなく。
なお、日本語での依頼には対応してくれるのですが、返信は英語で返ってきます……。
(ちなみに、iMindMap8 では、iMindMap側からユーザーがディアクティベート操作できる機能が搭載されています)。
なにか、不明な点がありましたら、こちらにコメントくださいませ。
投稿: marble-papa | 2015年9月19日 (土) 22時59分