(winとMacでDTP 2008年2月14日のエントリーより転載)
MindManager 7 Mac について、Amazonに次のようなカスタムレビュー(by シリコンバレリーナさん)がありました。
08年1月10日現在、日本語入力に問題あります。
例えば、ローマ字仮名変換でアマゾンと入力する為に、アルファベットでa m a z o nと入力をすると、画面表示は「マアゾン(maazon)」となってしまいます。入力1文字目と2文字目が入れ替わってしまう。この場合は最初のaと次のmが入れ替わる。
––中略––
(08年2月4日更新)
先日、バージョン7.0.537がリリースされましたが、改善されてません。
メーカーへ問い合わせをしているが、原因調査中とのこと。
改善されたらレビューを更新します。
MindManager 7 は、Macでも使えるマッピングソフトとして、winとMacでDTPにも記事を書いたばかりじゃないですか!「これは、ちゃんと試してみないでMacで使えると紹介 するのは無責任だぞ…」というわけで、Mac版のMindManager 7 を試用してみました。
使用環境は
・ 2.0GHz MacBook (MA701J/A)
・メモリ 2GB
・Mac OS X 10.4.11
・ことえり / ATOK2006 for Mac
確かに、ローマ字入力で
● amazon →「まあぞん」=MAAZON
● dounyuu→「おづにゅう」=ODUNYUU
となってしまいます。これは、ことえりもATOK2006も、どちらも同じ結果です。
シリコンバレリーナさんのレビューにもあるように、ゆっくり打てば問題ないのですが、それなりのスピードでタイピングできる方には、使っていてちょっとストレスがたまってきますね。私のローマ字のタイピングスピードでは、発生する確率は五分五分という感じですが…。
ちなみにTESLA(親指シフト)だと、
● あまぞん →「あまぞん」
● どうにゅう →「おづにゅう」
● やすい →「あyすい」
● ですくとっぷ →「えdすくとっぷ」
● じゃすと →「いjゃすと」
となってしまい、1文字目が母音以外(母音+子音)の文字だとかなりひどいことになってしまいます。私のタイピングスピードでも親指シフトだとほぼ 100%に確率でこんな状態です。こちらもかなりゆ〜っくりタイピングすれば大丈夫ですが、いつも通りにタイピングしたら100%アウトです! これで は、マッピングソフトとしての出来がいくら良くても、使う気にはなれませんね…。
マッピングソフトとしてはシェアナンバーワンのソフトですから、Mac版のリリースを心待ちにしていた方も結構いらっしゃるでしょうに、ちょっとこれはひどいなぁ〜。導入を検討している方はまず体験版での確認してから購入するのが吉だと思います。
注)この記事は2008年2月14日に作成した物です。試用したファイル名は『MM7_FRJA_506.dmg』です。その後、試用期間が切れてしまったので、この問題が改善されているかどうかは『?』です。ちなみに2008年4月13日現在ダウンロードできるファィルも『MM7_FRJA_506.dmg』ですが、改良されているのかどうか…。購入前にまず、試用版で確認されることをお勧めします。(また、使ってみて直ってたよ!と言う方は是非コメントお寄せ下さいませ)
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